こんにちは、ぷよたです。
今回は、高校時代に現サッカー日本代表の岡崎慎司選手と対戦したことがあるTさんと話すご縁があり、当時のお話を伺うことができました。
そのときのエピソードが印象的でしたので記事にしたいと思います。
この記事の信頼性この記事は、実際にサッカー日本代表の岡崎選手と対戦したことがあるTさんに、聞いた話をまとめています。
それでは、どうぞ♪
岡崎選手率いる滝川第二高校と対戦
Tさんは、当時兵庫県の高校に通っており、2004年のインターハイで、岡崎慎司選手率いる滝川第二高校(以降:滝二)と試合をしたそうです。
滝二は、当時もめちゃくちゃ強く、Tさんのチームも健闘したのですが、完敗したそうです。
その後、滝二は破竹の勢いで勝ち進み、全国大会で優勝しました。
Tさんいわく、「滝二は強いだけではなく、他の高校には無いような行動をしていた」とのことです。
滝川第二高校と対戦して気付いた「3つの行動」
①”半端ない”チャレンジャー精神
滝二というと、サッカー通なら一度は聞いたことがあるくらいの強豪校ですよね。
その強豪校は、サッカー部に100人以上在籍するのは当たり前で、1軍チームと2軍チームに分かれています。
もちろん、岡崎慎司選手は1軍チームのキャプテンだったそうです。
予選であれば、通常は1軍チームの選手を温存するため、2軍チームのメンバーが主力のチームを構成するのですが、滝二は県大会の初戦から1軍チームのスタメンで試合に臨んできたのです。
その時、Tさんは「どんな相手であっても全力で挑む姿勢」をヒシヒシと感じたそうです。
また、滝二の「戦い方」からも、強いチャレンジャー精神を感じたそうです。
強豪校といえば
- 美しいパス回しで相手を翻弄する
- スター選手が華麗なドリブルで魅せる
というイメージがありますよね。
しかし、滝二はそのような戦い方とは全く異なり
- ボールを持ったら、全員で攻撃にいく
- 相手にボールを取られると、全員で守備に行く
- 遠くからでも、とにかく数多くシュートを打つ
という、非常にシンプルは戦い方だったのです。
サッカーの技術はもちろんのこと、いざというときに全員の力を合わせ、何度もチャレンジしていく姿勢に衝撃を受けたそうです。
②”半端ない”礼儀正しさ
高校サッカーでは試合終了後、センターサークル(サッカーコートの真ん中の円)に集まって、チームごとに整列し挨拶&握手します。
滝二の場合は試合終了後、センターサークルに集まる前に、各自挨拶&握手をしてくれたそうです。
(岡崎選手とは握手できなかったそうで、悔やしがってました笑)
今まで対戦した高校の中で、このような行動をする高校は、滝二以外ほかに無かったそうです。
強豪にもかかわらず、謙虚な姿勢だった事にTさんは感動を覚え、敵ながら滝二ファンになってしまったそうです。
③”半端ない”サポーター達
高校サッカーは、予選は他校のグラウンドや地元の競技場を借りて試合をします。
普通の高校であれば、応援はごく少人数です。
しかし、滝二の場合は、予選から大勢の親御さん達が応援しにきていたのです。
選手のために飲み物の準備はもちろん、大きな垂れ幕を飾るなど、選手の士気を高めるために様々なことをしていました。
予選から全力で応援している様子を見て、Tさんは圧倒されたそうです。
会場についた瞬間、滝二の応援の熱量に圧倒され、「初めて”アウェイの気持ち”を感じた」そうです。
結論:強いものほど「謙虚」であれ
この話を聞いて感じたことは、「強いものほど謙虚であれ」ということです。
対戦相手を敬い、目の前の試合を大事する。その気持ちが周囲に影響を及ぼし、熱い応援やサポートに繋がっているのです。
これは、サッカーに限らず、普段の生活や仕事でも全く同じことが言えますよね。
老子の教えの中に、このような言葉があります。
「大なる者、宜しく下ることを為すべし」
要約すると、「どんな強い立場の人でも謙虚が大事。とりわけ強いものほど謙虚でなければならない」ということです。
強大なものは威張りくさって、人の上へ上へとのし上がろうとしてはならない
強大なものほど、下へ下へとへり下って行くという態度が大切である
これを、滝二サッカー部は大切にしているのではないでしょうか?
私たちもいつ何時も「謙虚」でありたいものです・・・
というわけで、今回はこのへんにします。
今後も強く美しく、自分らしく生きるのに必要な情報をアップデートしていきます。
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