
こんにちは、ぷよたです。
ブラック企業を退職後、地方移住してゆる〜く暮らしています。
突然ですが、あなたは今住んでいる街に一生住み続けますか?

今住んでいる市町村よりも、快適な街があれば移住したいな〜

子供ができたら、子育てしやすいところに住みたいかも

どうせ住むなら、納めている税金を還元してくれるような街に住みたい
もしそうなら、地方移住も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
結論:子育て支援が手厚い自治体に移住しませんか?
子供を応援しない国に未来はありません。
こそだで支援が手厚い自治体は、住民にとっても住み良い街と言えます。

今回は「兵庫県明石市の子育て支援」について記事にしました!
ぷよた(@puyota_japan)
子育て支援政策がアツい街、明石市
兵庫県明石市は、瀬戸内海に面し、世界最長の吊り橋「明石海峡大橋」が一望できる海岸などが数多くある「海峡のまち」として全国的に有名です。

明石焼きや、日本の標準時間の街としても有名ですね!
しかし最近はそれだけではなく、明石市独自の凄すぎる子育て支援策で、注目されています。

事実、明石市の人口は6年連続で増加し、子育て支援策の充実が子育て世代の増加につながっているようです!
子育て支援策の成果の一例を挙げると
- 人口6年連続増加中
- 赤ちゃん4年連続増加中
- 税収21億円アップ

こんなにも少子化、人口減と言われている中でのこの数字!!
それでは、明石市の子育て支援の内容を詳しく見ていきましょう。
明石市の子育て支援の内容
明石市の子育て支援①子供部門の予算を倍増!
明石市では泉市長就任後、子供部門の予算を倍増しています。
2010年度は126億円だった子供部門の予算を、2020年度には257億円に倍増しています。
明石市の子育て支援②明石市独自の「5つの無料支援」
明石市では、所得制限なく子供は下記のサービスが受けられます。
- 学校給食〜中学生完全無料
- 保育料〜第二子以降、完全無料
- 医療費〜中学校まで完全無料
- 遊び場〜親子とも利用無料
- おむつ〜満一歳まで無料(宅配もしている)

そうなんです。
明石市は中学3年生まで、親の収入に関係なく医療費が無料!
加えて
- 病院代
- 薬代
- 夜間の救急
- 市外の病院
全て無料。
さらには、今後こども医療費を高校卒業まで無料化するという動きです。
明石市の合計特殊出生率、驚きの1.70!
※2021年6月時点全国の合計特殊出生率は1.30にダウン
このような、手厚い子育て支援制度が充実している明石市。
全国の合計特殊出生率が1.36(2021年6月には1.30までダウン)に対し、明石市の出生率は1.70という驚異的な数字になっています。
こうなると、明石市の街の雰囲気も変わります。
明石市では現在
- 駅前の人手7割増
- ファミリー向けのお店が、開店ラッシュ
- 税収アップ
- 住みたい街ランキング急上昇
- 25〜29歳の子連れ世代が急増

人口の増加に伴い、税収アップ→さらに住みやすい街への整備→移住者が増加というような「好循環」が発生しているようです。
明石市の子育て支援Q&A
明石市長(泉房穂氏)は、これらの子育て支援制度についての質問に、このように答えています。

なぜ、子供医療費を所得制限無しにしたんですか?
貧困じゃない家庭の子供に支援は必要ないのでは?

親がお金持っていようが無かろうが、関係ないのです。
子供は親の所有物ではなく、大切な「街の子」だからです。

こんなに手厚い子供支援だと、子連れの移住者が増えますよね?お金がかかると思いますが、財政は大丈夫なんですか?

逆です。財政は潤います。
明石市が「選ばれる街」になると人口も増えるし、赤ちゃんも増える。
そうすると経済が回ります。人口が増えると税収も増える、経済も潤う。好循環になります。

思い切った政策なので、市議会の補正予算案が通りずらそうですね?
議会の反対などは、無かったんですか?

無いです。議会は全会一致です。

でも…明石市で育った子供が進学や就職で県外に流出すると、人口増加にならないのでは?

そんな事はないです。
進学や就職などで、いったん明石市を離れても、将来妻と子供を連れて帰ってきてくれればOKだから。1人で明石市を出て行って3人で帰ってくる、ということなので。
結論、明石市の凄いところは市長と職員の行動力と決断力の速さと考えます。
- 市長のリーダーシップと行動力が「凄すぎる」
- 明石市職員の努力が「凄すぎる」
- 市議会のやる気が「凄すぎる」

ぜひ、他の自治体も見習ってほしいですね!
明石市はなぜこんなに子育て支援に力を入れるの?
明石市長(泉房穂氏)いわく

子供を応援しない国に、未来はありません。
日本は他国に比べて、1/2ほどしか子供に「お金」と「人」を掛けない国。
明石市の子育て支援がスゴイのではなく、他が極端に渋すぎるだけなんです。
そんな市長がリーダーの明石市では、職員の給与を一律4%減らしてまで、子育て支援に充てているそうです。

職員の給料を減らしてまで?!
自分たちの給料を減らさない(身を切らない)国会議員より、明石市の職員の方々の方がよっぽど覚悟を持っていますね。

この動き、他の自治体も明石市の成功例を真似して、「明石市モデル」として少しずつですが全国に広がっているようです

地方都市からこの様なポジティブな動きが広がるというのは、本当に素晴らしい事です!
まとめ:子育て支援が手厚い地域に移住って大アリ。
明石市長の言う通り、子供は「未来」です。
子供を応援しない国に、未来はありません。

明石市のように、税金を徴収されてもきちんと市民に還元してくれる自治体で、子育てしたいものですね〜

この動きが日本中に広がれば、子供を産んでも不安がない国になるのですが
ただのパフォーマンスで
「少子化対策!」と叫んでいる国会議員よりも、明石市のような実際に行動を起こし、成功している自治体や職員から、国は教えを乞うべきではないでしょうか。

地方自治体が成功しているのに、国ができないわけがないですから
…というわけで、今回はこのへんにします。
最後まで、読んで頂きありがとうございました!
今後もゆる〜く、自分らしく。生きるのに必要な情報をアップデートしていきます。
それでは、また♪
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