こんにちは、ぷよたです。
ブラック企業を退職し、今は在宅ワークで、ゆるめに生きています。
突然ですが、あなたは大企業と中小企業、どちらを選ぶべきだと思いますか?
結論:大企業でも、中小企業でも、自分に合った働き方ができる会社が一番です。
いまや、有名な大企業であっても、年功序列や終身雇用が崩壊し、早期退職社を募集する時代です。
中小企業も、コロナ禍による業績不振で、いつ人員削減がはじまってもおかしくない状況です。
じゃあ、大企業と中小企業、どっちを選べばより安心なんでしょうか?
結論から言います。
大企業でも中小企業でもなく
この2つの視点で会社を選ぶのが、今の時代一番安心です。
今回は、大企業と中小企業のメリット・デメリットを比べながら、「安心な会社選び」について記事にしています。
この記事の信頼性
この記事は、実際に、大企業と中小企業で働く人の声を基に、個人的な考えをまとめています。
それでは、どうぞ♪
日本の大企業は、わずか〇〇%のみ!
日本企業は、現在約400万社あります。
そのうち、大企業は0.3%のみ、残りの99.7%が中小企業です。
中小企業の多くは、主に大企業の下請けで仕事をしています。
ざっくり言うと、99.7%の中小企業が、大企業を支えていることになりますね。
大企業のメリットとデメリット
ここで、大企業のメリットとデメリットを挙げていきますね。
大企業のメリット
- 待遇がすごく良い
- ネームバリューや、社会的信用がある
- ルールや仕組みがきちんと決まっている
- しっかりとしたコンプライアンスがある
大企業のデメリット
- 決まった仕事しかできないので、成長できない
- 個人に裁量権がない
- 会議がやたら多い
※大企業のデメリットについては、以前の記事でも詳しく書いています↓
大手企業は「一生安泰」とは言えない
既に、あなたも気付いていると思いますが、大企業は「安定」はしているものの、残念ながら「安泰」ではありません。
東京商工リサーチの調査だと、2020年1月~5月に早期・希望退職者を募集した上場企業が33社もあったそうです。
前年同期はたったの17社だったので、約2倍のペースで増加していることになります。
各社、将来を見据えた先行型の退職者募集、いわゆる「黒字リストラ 」に手を出し始めているのです。
しかも、今後は新型コロナウイルスの影響により、業績不振によるリストラが急速に増えていきますよね。
早期・希望退職社募集している企業
NEC (日本電気)
45歳以上の社員から希望退職者を募集。募集人数に定めなし (2018年発表)
東芝
約7,000人規模の人員削減 (2018年発表)
富士通
約2,850人規模の人員削減 (2019年発表)
みずほ証券
50歳以上の社員で早期退職者を募集 (2019年発表)
セブン&アイHD
3,000人の人員削減を実施 (2019年発表)
キリンHD
45歳以上の社員で早期退職者を募集 (2019年発表)
日産自動車
1万2,500人規模の人員削減を実施 (2019年発表)
三菱UFJ銀行
店舗閉鎖・人員削減を実施 (2019年発表)
ひと昔前は
「大企業は一生安泰で、終身雇用&年功序列で安心!」
なんて言われていましたが、もはや「幻」ですね。
まもなく、大企業の40代・50代を襲う「大・早期退職時代」が来るのは、間違いないです。
中小企業のメリットとデメリット
それでは、次に、中小企業のメリットとデメリットも見ていきましょう。
中小企業のメリット
- 社長や役員との距離が近いので、経営を間近で見る事ができる
- 幅広く仕事に携われる
- ある程度、個人に裁量権がある
- 意思決定のスピードが速い
中小企業のデメリット
- 社長の一声で、全てが決まる
- セクハラ&パワハラの概念が薄い
- 人材不足のため、1人中の負担が大きい
- 企業数が多い分、ブラック企業も多い傾向がある
※ブラック企業でのエピソードを、以前の記事で赤裸々に語っています😅↓
大企業 VS 中小企業 徹底比較!
それでは、大企業と中小企業を比較していきましょう。
仕事の規模
仕事の規模が大きく、個人ではまずできないレベルの仕事ができるのが魅力です。
時には、国を動かすような大きい仕事ができるのが、大企業の醍醐味ですね。
大企業ほどの規模感はありませんが、生活に密着した、いわゆる「痒いところに手が届く」仕事が比較的多い傾向があります。
仕事のスピード
正直、業務改善に力を入れている割に、仕事のスピードは遅いです。
1つの業務に関わっている人が多いので、物事が決定するまで会議や承認が多く、社内処理の時間がかなり取られてしまうのが難点です。
物事を決める人や関係者も少ないので、あっさり進みます。仕事のスピードが速いですね。
しかも、個人の裁量権が大きいので、即実行に移せる事が強みでもあります。
仕事内容
人材も多く、仕事が細分化&分業されているため、仕事の範囲は「狭く深く」です。
関係者や関係部署への連絡事項が多く、社内の仕事だけで、多忙になってしまうこともあります。
慢性的に人材不足、かつ仕事の細分化&分業がされていないので、仕事の範囲がとても広いです。
良くいえば「幅広く、いろんなことができる」、悪くいえば「1人あたりの負担が大きい」とも言えますね。
給料
言うまでもなく、初任給は中小企業より高めで、手当もしっかり付く会社が多いです。
長く勤める場合でも、ベースアップがあるので、生涯年収も高いです。
業種にもよりますが、大企業よりは、基本低めです。
ただし、出世のスピードも速いので、会社によっては短期間で年収を増やすことも可能です。
福利厚生
福利厚生は、圧倒的に大企業の方がしっかりしています。
- 家賃補助
- 社員食堂
- 産休・育休の長さ
- 休暇取得のしやすさ
- オフィス環境
などなど・・・。
出世の早さ
ざっくり言うと、大企業は出世が遅く、中小企業は出世が早い傾向があります。
ただ、中小企業は、出世のスピードは早いのですが、マネジメント層の教育や研修制度が手薄なので、未熟で横暴な中間管理職が多いのも事実です。
もし、入社した会社で「感情的で未熟な上司」に当たってしまったら、終わりです。
その点、大企業は、社員の研修制度&教育制度がしっかりしている会社が多いので、ヤバイ上司に当たる確率は、中小企業よりも低い・・・かもです。
しかし、上司は選べないので、正直「運ゲー」ですね。
残業
業種や会社風土にもよりますが、残業は中小企業の方が多めです。
しかも、残業代が付かない、いわゆる「サービス残業」が多いのも、中小企業です。
その点、大企業はコンプライアンス的にも、サービス残業は許されません。
残業があったとしても、残業代はちゃんと付く事が多いです。
仕事量
中小企業は、人材が慢性的に不足しているので、1人が抱える仕事量や責任感も大きくなりがちです。
しかも、大企業には社員の残業管理を行う「労務管理」がいますが、中小企業には「労務担当」は、ほぼいません。
ほとんど人事が「労務管理」を担当しているので、1人1人の残業がどうなっているか?まで、誰も管理してはくれません😅
大企業と中小企業・・・どっちを選ぶのが正解なの?
ここまで見ていくと、大企業も中小企業も、メリットがあれば、当然デメリットもあります。
一概に、「どっちが正解!」なんて無いのです。
あなたの生き方や、仕事の捉え方にマッチした企業が一番働きやすいです。
その中でも、外せないチェックポイントがあります。
①伸びている業界&成長している企業
なぜか?理由は簡単です。
その業界が、既に「頭打ち」で成長が止まっている会社だと、社内の空気が悪いからです。
「レッドオーシャン」の市場での、利益の取り合いです。精神的にもキツくなります。
今は小さく、無名な会社でも、10年後も伸びそうな業界や会社で働くことを、お勧めします。たとえば
- AI業界
- VR/AR業界
- loT業界
とかですね。
※以前の記事で、今後伸びる業界について詳しく解説しています↓
②採用に力を入れているブランド力のある企業
会社は「優秀な人的資産」の確保が、とても重要です。
よって、今後成長する会社こそ、採用に多大な労力とお金を費やしています。
中間管理職も多くの時間をかけて教育し、パワハラ・セクハラなどには、とっても厳しいんです。
そうしないと、後に優秀な人材が他社に流出してしまう事を知っているからです。
結論:自分に合った働き方ができる会社を、とことん選びましょう
結局、仕事って「何をするか?」よりも「誰とするか?」の方が、結構大事だと思うんです。
毎日、とっても気持ちよく、生き生きして働ける。
これって最高に幸せな事です。
私は、ブラック企業を経験して、ますます「自分の働き方」に対して、真剣に向き合うようになりました。
大企業を選ぶか、中小企業を選ぶかは、あなたの「生き方」次第で変わりますが
今の時代の「スマートな働き方」は
初めは大企業で1〜2年経験を積み、その後、伸び代のある「中小企業またはベンチャー企業」で、自分の市場価値をゴリゴリ上げていく
と言うのが理想かなと。
そもそも、大企業に入社できる人は、能力の基本値が高いので、中小企業への転職も、割とスムーズだったりします。
これからの時代、どこの会社に行っても通用するようなスキルを手に入れて、場所に縛られず、ゆるく生きていきたいですね。
というわけで、今回はこのへんにします。
今後も強く美しく、自分らしく生きるのに必要な情報をアップデートしていきます。
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