【転勤が嫌で会社を辞めた話】経験者が語るガチの注意点をおさらい。

転勤 仕事
筆者
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こんにちは、ぷよたです。

ブラック企業を退職後、地方移住してゆる〜く暮らしています

 

突然ですが、あなたの会社に「転勤」はありますか?

 

今回の記事は、大嫌いな上司からの転勤命令がきっかけ

外資系企業に転職したNさん
外資系企業に転職したNさん

外資系企業に転職されたNさん

にお話を伺う機会があり、その内容について記事にしました。

 

この記事を読む価値

この記事を読むことで

  • 転勤が嫌で会社を辞めた話
  • 会社を辞める際にガチで注意したほうがいいこと

が分かります。

 

筆者
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転勤が嫌で会社を辞めたNさんの経験に基づいて、会社を辞める際に注意すべきことをまとめました〜!

 

 

もしあなたが

転勤は絶対に嫌

転勤なら会社を辞めたいけど、「転勤が嫌」って理由の退職はOKなの?

と思ったら、役立つ記事となるはずです。

 

この記事を書いた人の画像

ぷよた(@puyota_japan

 

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転勤が嫌で会社を辞めたNさんの話

転勤が嫌で会社を辞めた

男性の画像

筆者
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今回、転勤が嫌で日系企業から外資系企業に転職されたNさんに会社を辞めた理由を聞いてみました

 

もともと、世界的にも名の知られている某大企業で勤務されていたNさん。

外から見てれば、何の問題もないように見えますが…。

 

 

筆者
筆者

安心&安泰、強力なネームバリューもある大企業をどうして辞めたのですか?

外資系企業に転職したNさん
外資系企業に転職したNさん

実は急な転勤命令がきっかけだったんだ。

転勤先では今までと全く関係ない、未経験の仕事を任される予定になっていて…。

1から仕事を覚えるには時間がかかるし、自分の志望するキャリアとは全く違っていたんだ

筆者
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確かに「今までのキャリアと全く関係ない、畑違いの業務をやれ」と言われても、すぐには「分かりました!」とはなりませんよね…

外資系企業に転職したNさん
外資系企業に転職したNさん

それ以外にも、家族と一緒に過ごす時間がとれなくなってしまうのが嫌だった。

そして何よりも、大嫌いだった上司の一存で、自分の人生を振り回されることが許せなかったんだ

筆者
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以前「大企業の闇」の記事でも取り上げましたが、結婚や出産、マイホーム購入のタイミングの直後に転勤命令を出す会社も少なくないようですね

 

なぜ結婚や出産、マイホーム購入のタイミングなのか?

と困惑すると思いますが、理由は簡単。

 

マイホーム購入のローンや養育費など、お金が必要になり、簡単に会社を辞められなくなってしまうからです。

 

外資系企業に転職したNさん
外資系企業に転職したNさん

オフレコですがNOと言えない人=転勤させやすいという企業側の意図があると耳にしたことがあります

筆者
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Nさんのお知り合いにも、転勤先の雰囲気や仕事が合わず、うつになって退職した人もいるとお聞きしました

外資系企業に転職したNさん
外資系企業に転職したNさん

仕事のストレスに加え、環境の変化&人間関係構築のストレス…。

転勤は仕事とプライベート両方でも大きなインパクトがあるので無理もない話です

 

ただし、労働者は会社の指示に従うよう雇用契約や就業規定に謳われているので、転勤は原則拒否できないのが現実

 

外資系企業に転職したNさん
外資系企業に転職したNさん

会社に自分の人生を振り回されるなんて、絶対にあってはならないと思う

筆者
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そのためにも、あらかじめ転勤命令に備えておくことが大切なんですね

 

転勤が嫌だからって会社を辞めることができるの?

真面目に悩む人の画像結論、できます。

 

民法には、このような記載があります。

第六百二十七条 当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。

この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。

民法第627条

 

このように、労働者の退職に関する法律は民法第627条で定められており、会社には労働者の退職を拒否する強制力はありません。

 

筆者
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労働者には「退職の自由」があるので、辞めたいときに退職の申入れをすることができますね

外資系企業に転職したNさん
外資系企業に転職したNさん

よって、転勤が嫌で会社を辞めることは、法律上問題はありません

 

 

転勤が理由で会社を辞める際に注意すべきこと

外資系企業に転職したNさん
外資系企業に転職したNさん

以下が「転勤が嫌で会社をやめる際に注意すべきこと」です

 

①懲戒にあたらないかどうか確認する

仕事ができる人の画像

転勤が理由で会社を辞めるとなると、会社の指示に従わなかったという理由で、雇用契約や就業規定に違反していると解釈される可能性もあります。

 

外資系企業に転職したNさん
外資系企業に転職したNさん

そうなると、懲戒解雇扱いにさせられる可能性もゼロではありません。

会社を辞める前に、人事や労働組合に確認しておいた方が安心です

 

もし、懲戒解雇になってしまうと

退職金を受け取れなくなる

離職票に「重責解雇」と記載され懲戒解雇にされたことが明記される

転職活動が不利になる

というように、のちのち多大な不利益を被ることになります。

 

外資系企業に転職したNさん
外資系企業に転職したNさん

僕も会社を辞める前に、転職エージェント労働組合に確認して、確実に懲戒にならないことを確認してから話を進めたよ

 

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②退職理由に注意する

外資系企業に転職したNさん
外資系企業に転職したNさん

「転勤が嫌だから」という理由だけでは、会社の指示に従わなかったと受け止められ、懲戒解雇にされる可能性があります

 

よって、転勤によって生じる障害を理由にあげましょう。

 

例えば

家族の介護で今住んでいるところから離れられない

などですね。

 

筆者
筆者

「家族と一緒に過ごすことができなくなる」じゃダメなんですか?

外資系企業に転職したNさん
外資系企業に転職したNさん

「家族と一緒に過ごすことができなくなる」は、プライベートでの障害ではなく、単なるわがままと受け止められるため、避けたほうが無難です

 

また、キャリア上の障害の理由として有効なのは

転勤によって自分の歩みたいキャリアから離れてしまうため

 

たとえば、上司に退職の申入れをすると

次の転職先は決まっているのか?

もし決まっていないなら辞めないほうがいいぞ、人生詰むぞ

と引き留められるかもしれません。

 

しかし

現職を辞めることを前提に採用先から内定をいただける予定です

と言っておきましょう。

 

外資系企業に転職したNさん
外資系企業に転職したNさん

僕は、ちょうど転職先から内定をいただけそうな状況だったから、「現職を辞めることを前提に採用先から内定をいただける予定です」って会社を辞めたよ

筆者
筆者

次の転職先が決まっていない場合は、次の転職先を見つけるまでの生活資金は十分にあるかを確認したうえで、辞めるようにしましょう!

勢いで辞めるとマジで文無しになります…笑

 

③有給休暇を消化できない可能性も

休息の画像転勤の辞令が出て実際に転勤するまでは、引っ越しなどさまざまな準備が必要になるので、おおむね1か月以上前に上司から通知してもらえるはずです。

 

筆者
筆者

それなら、民法第627条1項に記載の通り、転勤する2週間以上前には退職の申入れをすることができますね

外資系企業に転職したNさん
外資系企業に転職したNさん

しかしながら、転勤を理由で辞めるとなった場合は、通常の退職とは異なるので、辞める側が不利益を被る可能性があります

筆者
筆者

そ、そうなんですか!

ブラック企業でない限り、通常の退職なら有給休暇を消化した後に会社を退職する流れですよね?

外資系企業に転職したNさん
外資系企業に転職したNさん

子会社など別会社への出向や転籍をともなう転勤の場合は、会社間の制度の違いなどにより、余った有給休暇を消化しきれない可能性があるんです

 

例えば

  1. 退職の申入れをした日が6月15日
  2. 有給休暇が残り20日ある
  3. 6月16日から退職日まで有給休暇を消化する

という前提で考えます。

 

通常の辞職では7月13日まで休むことができ、この日を退職日として設定できるでしょう(もちろん、引き継ぎなどがすべて終わっている前提ですが)。

 

外資系企業に転職したNさん
外資系企業に転職したNさん

一方、別会社への出向や転籍をともなう転勤を理由で辞める場合は問題があります

 

転勤日を7月1日とします。

上に書いた通り、7月13日を退職日にしようとしても、この日は転勤後の日付なので、会社をまたぐことになります。

 

会社的には、このような状況で退職手続きをすることを嫌がりますので、やむなく6月30日を退職日に設定されられてしまい、十分に有給休暇を消化できない可能性があるんです。

 

外資系企業に転職したNさん
外資系企業に転職したNさん

僕も、地方営業所(子会社)への転勤だったから、退職日を転勤予定日以降に設定できず、満足に有給休暇を消化できなかったよ。

 

ま、それよりも会社を退職できる嬉しさが大きかったから、そこまで気にはならなかったけど笑

筆者
筆者

そうだったんですね。なんか複雑ですね

 

④退職をスムーズに進めにくい

コメント(男性)

転勤を理由とした退職となると、転勤先を巻き込んでしまうため退職処理がスムーズに進まないことがあります。

 

例えば、転勤先との業務上のやりとりが発生した時。

外資系企業に転職したNさん
外資系企業に転職したNさん

僕はわざわざ、転勤先の責任者に会いにいき、退職に至った経緯を説明させられたよ。

いろんな人に迷惑をかけたということで謝罪まで要求されたし

勝手に転勤話を裏で進めていたクソ上司のおかげでね笑

筆者
筆者

それって、一種のパワハラですよね汗

 

まとめ:転勤の可能性があるなら、今からでも転職活動の準備を

選択肢の画像

このように、転勤が理由による退職は通常の退職と違って、さまざまなリスクや面倒があります。

 

筆者
筆者

Nさんも言う通り「今後転勤を命じられる可能性があるけど、転勤は絶対に嫌だ」と考えているならば、今から転職活動の準備を進めておくことをおすすめします

外資系企業に転職したNさん
外資系企業に転職したNさん

今から転勤がない会社に転職しておくとか、今は転職する気がなくても準備だけ進めていれば、いざ転勤の辞令がでたときに猛スパートをかけて、転職先から内定をもらえることができるかもしれないからね

筆者
筆者

人生のリスクマネジメント、とも言えるかもしれませんね

外資系企業に転職したNさん
外資系企業に転職したNさん

会社は平気で一個人の人生を変えることができるけど、こっちは「はい、わかりました」のイエスマンにはなりたくなかったからね…

 

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ぷよた
ぷよた

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今後のあなたの人生が、より良い人生になりますように。

 


 

…というわけで、今回はこのへんにします。

最後まで、読んで頂きありがとうございました!

今後もゆる〜く、自分らしく。生きるのに必要な情報をアップデートしていきます。

それでは、また♪

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