こんにちは、ぷよたです。
ブラック企業を退職後、地方移住してゆる〜く暮らしています。
今回は、ブラック企業で11年働き続けた筆者のブラック企業エピソードを紹介します。
結論:ブラック企業は、失うものが多すぎます。
ブラック企業では、得るものより、失うものの方が圧倒的に多いです。
あなたが今、ブラック企業で働いているのなら、1日も早く逃げる準備を始めてほしいと切に願います
この記事を読む価値
この記事を読むことで
- ブラック企業のエピソード
- ブラック企業の体験で失ったもの
が分かります。
筆者のブラック企業での経験を記事にすることで、ブラック企業に入社する人や、今辛い思いをしている人が1人でも少なくなれば幸いです。
ぷよた(@puyota_japan)
ブラック企業でのエピソード集
筆者、新卒で入社した会社がブラック企業でした。
ブラック企業なら、さっさと辞めて転職すりゃいいだろ
そうなんです。そうなんですが…。
なんだかんだ言っても、どうせ他の会社も同じもんでしょ
今の会社辞めたら、私なんか雇ってくれる会社ない
と、辞める勇気が持てないまま思考停止しながら働き続け、11年もの間社畜と化していました。
実際にあったブラック企業でのエピソードを紹介します
ブラック企業のエピソード①平均12時間労働
慢性的な人手不足により、1人あたりの抱える仕事量が多く、フォローする人員もいない為、毎日平均12時間労働をしていました。
ブラック企業のエピソード②深夜〜早朝まで働き、寝ずにそのまま出勤する
バックアップ要員がいない為、仕事の案件が重なったり、トラブルなどでスケジュールが押してしまえば、連続30時間ぶっ通し勤務もザラでした。
徹夜で早朝まで働き、お風呂に入るためだけに自宅に帰り、またすぐ出社する…ということもザラ
ブラック企業のエピソード③深夜土日関係なく携帯電話が鳴る
深夜土日、早朝深夜も関係なく、鳴り響く電話。
休日でも会社携帯が鳴れば即仕事モード、気が休まる時はありませんでした。
友達と遊んでいても、映画を見ていても、飲み会中も会社携帯がブルブル。
出なければ怒られる。
正直、病みました。
ブラック企業のエピソード④体調不良で寝込んでいても出勤命令
体調不良で寝込んでいようが、お構いなしです。
インフルエンザで寝込んでいても、出勤命令が飛んできます。
体も心も弱っている時に追い討ち電話が来ると、本当に「辞めたい」「消えたい」と思い始めます
ブラック企業のエピソード⑤いきなり怒鳴られる
モラハラ上司からの怒鳴り声の電話が、しょっちゅう鳴り響きました。
深夜でも早朝でもお構いなし。
しかも筆者がミスをしたわけでもなく、ほぼ八つ当たりのような内容
自分が悪くなくても、毎回怒鳴られ続けると、だんだん自分が悪いと思えてきて、精神的にも追い詰められていきました。
ブラック企業のエピソード⑥上司や同僚が突然辞める
会社に行くと、昨日までいた人が忽然といなくなっていた事がありました。
当然、仕事の引き継ぎなどはなく、ある日突然隣の人の机の上が綺麗さっぱり片付いている状態。
追い詰められても助けを求めることもできず、逃げるしかないんですよね
ブラック企業のエピソード⑦毎日仕事のことで頭がいっぱい
朝起きた瞬間から、仕事のことで頭いっぱいの日々。
「仕事頑張るぞ!」というポジティブな思考ではなく、「何から手をつけたら終電前に帰れるか」と言う焦燥感。
毎日押しつぶされそうになっていました。
常に心に余裕がなく、少しのミスで「自分はダメ人間だ、役立たずだ」と自分を責める毎日。
このように
- 休みがない
- 疲れているのに寝れない
- 毎日追い詰められる
- 怒鳴られ続ける
と言う状態が続くと、肉体も精神も少しずつ蝕まれていきます。
同僚や先輩社員は次々と辞めていきました。
体を壊したり、心を病んで辞めた同僚も少なくありません
ブラック企業の体験で失うもの
ブラック企業で働くことで、多くのものを失います。
それは
- 時間
- 心の余裕
- 健康
です。
ブラック企業で失うもの①時間
ブラック企業は
- 残業や休日出勤が多い
- 長時間労働で自分の時間がない
- 自宅に持ち帰って仕事
という状態の場合が多いです。
リラックスできる時間すら、確保できないこともほとんど。
自己研鑽の時間も取ることができず、市場価値も上がらないまま時間だけが無常に過ぎていきます。
ブラック企業で失ったもの②心の余裕
長時間の過酷勤務に加えて
- 度重なるハラスメント
- 仕事の責任感や焦燥感
- 休日が少なく疲れが取れない
といったストレスで、精神的に追い詰められ、他人を思いやる心の余裕がなくなってしまいます。
筆者もいつもイライラして笑顔もなくなり、自暴自棄になっていきました
ブラック企業で失ったもの③健康
心と体を酷使し、無理矢理に歯を食いしばって耐えていると、体からのSOSサインが出始めます。
筆者も
- 倦怠感
- 原因不明の頭痛
- 無気力感
に襲われ、心と体を壊し退職しました。
そのまま無理して働き続けていたら、冗談抜きで道端に倒れていたと思います。
ただ…スーパーポジティブに言うと、ブラック企業で働いたことで「得たもの」もありました
ブラック企業の体験で得たもの
絵に描いたようなブラック企業に勤めていた筆者ですが、ブラック企業で働くことで得られたものもありました。
それは
- 段取り力
- 急なトラブルに動じない心
- やり抜く力
①段取り力
1人1人の抱える仕事量も多く、毎日キャパオーバー状態だったため
- どのようにしたら一番段取りが良く仕事を進められるか?
- 少しでも早く家に帰るために、どう仕事を進めたらいいか?
を最優先に考えるようになりました。
そのおかげか、仕事の時も仕事以外の時も”超”段取り脳になり、行動に無駄がなくなりました。
家帰れなくなるのが嫌なので、仕事の段取りについては、人一倍考えてて行動しています
②急なトラブルに動じなくなる
生きていると、何かしらトラブルが起きるのは仕方のないことです。
トラブルが起こった時に慌てふためいて「二次災害」を起こさないように
- 起こってしまった事は、仕方ない
- どう対処すれば、最善の道にたどり着くか?
- 再発防止するための対処法を徹底的に考える
これらを瞬時に考え、冷静に対応することができるようになりました。
③やり抜く力がつく
ブラック企業では
- 抱える仕事量が多すぎてキャパオーバー
- 同僚もキャパオーバーでフォローが期待できない状態
だったので、誰にも頼ることができませんでした。
しかし、取引先には「分かりません」「間に合いません」など口が裂けても言えません
結果
- とにかく調べまくり、顧客が満足するまでやり抜く
- 一旦始めたことは責任感を持って最後までやり抜く
癖がつきました。
まとめ:ブラック企業は失うものが多すぎる
確かにブラック企業での経験で、得るものもありました。
しかし、より多くのものを失いました。
もう過去の事だから、一度は経験してよかったのかも…?と最近は少しだけ思うこともありますが、決して他人にお勧め出来るような体験ではありません。
一度でも心と体を壊してしまうと、元に戻るまでかなりの時間を要します。
あなたもブラック企業で働いているのなら、決して無理をしないでください。
自分から会社に”見切り”をつける大切さ
筆者自身も11年間ブラック企業で働いていましたが、「いつか転職してこんな会社辞めてやる!」と思っていました。
しかし、現実は毎日疲れすぎて、転職活動をするパワーなんて残って無くて
「困っているのに、誰も助けてくれない」
「今の会社辞めても、私なんか雇ってくれる会社なんてない」
と、半ば諦めていました。
しかし、今になって思います。
自分で「辞める」と見切りをつけることって大切です。
自分の人生、自分で行動しない限り誰も助けてくれない。
自分で動かなければ、何も変わらないことを筆者は声を大にして言います。
退職=働く人が持っている当然の権利
第六百二十七条 当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
このように、労働者の退職に関する法律は民法第627条で定められており、会社には労働者の退職を拒否する強制力はありません。
なので、「嫌な仕事なら辞める」ということは、全く違法でも問題でもありません。
法律で認められた労働者の権利です
退職する前の準備は必須!
とはいえ、退職と同時に次の職場が既に決まっていれば良いのですが、そう簡単には次の仕事が決まらないことも少なくありません。
そこで、退職後にスムーズに転職活動ができるよう転職エージェントに登録だけはしておきましょう。
登録や利用に料金は一切かかりません。
気軽に無料登録してみましょう。
下記、筆者がお世話になった転職エージェントと転職サイトをまとめました。
マイナビエージェントは業界に精通したアドバイザーがおり、転職に関するアドバイスを行ってくれます。
約90%が非公開求人と言われるほど、多くの求人を囲っています。最大級の転職サイトで、案件が豊富。
「転職サイト」と「転職エージェント」両方の要素を備えているため、求人検索から選考対策、年収交渉まで、一気通貫した転職サポートを実現できます。
もう一度言います。
自分の人生、自分で行動しない限り誰も助けてくれません。
自分で動かなければ、何も変わらないんです。
…というわけで、今回はこのへんにします。
最後まで、読んで頂きありがとうございました!
今後もゆる〜く、自分らしく。生きるのに必要な情報をアップデートしていきます。
それでは、また♪
コメント