こんにちは、ぷよたです。
ブラック企業を退職し、地方移住してゆる〜く暮らしています
突然ですが、あなたは今の職場で「やりがい搾取」されていませんか?
いやいや、自分に限ってそんなことないよ
と思っていませんか?
やりがい搾取とは
経営者が金銭による報酬の代わりに、労働者に「やりがい」を強く意識させることにより、その労働力を不当に安く利用する行為のことです
自分の仕事が誰かの役に立っていると思うとやりがいを感じるし、仕事にやりがいを持つのはとても大切ですよね!
しかし、会社の中には社員の「やりがい」を利用し、搾取する会社があるのです
結論:やりがい搾取で心と体を壊してしまう前に、会社から逃げる準備を。
今回は、(筆者のように)やりがい搾取でボロボロにされてしまう前に、ブラック企業からは逃げるべき理由を記事にしています。
この記事を読む価値
この記事を読むことで
- やりがい搾取の例
- やりがい搾取診断
が分かります。
ぷよた(@puyota_japan)
やりがい搾取とは
やりがい搾取とは
経営者が金銭による報酬の代わりに、労働者に「やりがい」を強く意識させることにより、その労働力を不当に安く利用する行為のこと
仕事に「やりがい」を感じ、超ハードワークでも真面目に仕事をする人も少なくありません
しかし、実際はそのような会社ばかりではなく、経営者が報酬の代わりに「やりがい」を強く意識させることによって、労働力を不当に安く利用することはよくある話なのです。
やりがい搾取で身も心もボロボロ…
筆者自身も、やりがい搾取をされていた一人でした。
しかし、不思議なことに当時は
- 「この会社のやり方、おかしい」
- 「やりがい搾取されている」
と思わなかったんです。
なぜなら、自分の仕事に「やりがい」や「達成感」を感じていたから。
過酷な長時間労働に耐え、働きつづけた結果、市場価値も上がらず、身も心もボロボロ…
このように、「やりがい」のため、安い賃金で長時間働かされた社員が心身の健康を壊してしまうと言う事態が各地で起こっています。
やりがい搾取の具体例
自分では気づかないまま「やりがい搾取」されている人も少なくありません。
例えば
都内企業(広告業界)に勤める30代女性のKさん
彼女も、現在「やりがい搾取」されている1人です。
なんと、月80時間(過労死ライン)の残業が2年間も続いているのです。
体調不良で病院で受けた際、病院からは「躁鬱の症状」と診断されましたが、それでも会社を辞めず、薬を服用しながら仕事を続けているそうです。
ちなみに、下記がKさんの1週間のスケジュール。
なんと、平均睡眠時間は5時間。日によっては3時間半の日もあります
友達と遊んだり、ゆっくり旅行を楽しんだりする時間などありません。ほぼ、仕事しているか、寝ていますね笑
現在Kさんは、コロナの影響でリモートワークになってはいるものの、在宅で業務を行っています。
申告していない残業時間は月100時間超え。
正直に残業時間を申告をすると、上司に怒られるため在宅勤務の残業は申告していないそうです
Kさんの上司に相談しても
なんでそんなに仕事あるの?
残業多すぎると俺が人事に怒られるから、やめて
と言うだけで自分はサッと帰り、Kさん含め他の部下のマネジメントどころかフォローもしてくれないそうです。
完全に上司ガチャは外れました
上司、最悪っすね
【あなたはやりがい搾取されてない?】やりがい搾取診断テスト
…もしかしたら自分もやりがい搾取されているかも?
と不安になったあなた。
次のリストのチェック数で、あなたが「やりがい搾取」されているかどうかが分かります。
- □ 自分がやりたい仕事だから、給料は安くても仕方ないと思う
- □ 終電ギリギリまで残業をしたり、会社に泊まり込みで働くことがある
- □ 自分の成長になるなら、サービス残業や長時間労働も仕方がないと思う
- □ 深夜までの残業は、当たり前の社風だ
- □ 残業はすべて”みなし残業”である
- □ 社長の精神論に、賛同させられる
- □ 休日に上司に呼び出されるのは、自分がいたらないからだと思う
- □ 有給休暇が取れない
- □ 休日出勤をしても、代休はない
- □ 上司が部下の意見に、まったく耳を傾けてくれない
- □ 長年勤めているが、給料が一向に上がらない
やりがい搾取されている場合、今の会社で一生働き続けることは困難です。
今から転職準備を始めることをお勧めします。
最優先すべきは「自分の健康を守ること」
筆者やKさんのように、寝る間も惜しんで働き続けていると、心身ともに疲れ切って壊れてしまいます。
実際、Kさんは今
- 些細なことでイライラする
- 細かなミスが多くなる
- 情緒不安定になる
- 仕事に集中できなくなっている
などの症状で、日常生活にも支障をきたしています。
心では分かっていても、医者に「安静してください」と言われても、仕事を休むことができないので、働き続けるしかないのです
睡眠がとれない事が一番ヤバい
Kさんのように睡眠不足が続くと、精神的&肉体的に大きなダメージを受けます。
睡眠不足が続くと、思考力が低下し正常な判断ができなくなってくるのです。
一旦、そこまで追い込まれてしまうと
- 仕事を減らしてもらうよう上司に相談する
- 労基に駆け込む
- 退職する
- 転職する
などの解決策や選択肢が見えなくなり、さらに事態が深刻化してしまいます。
限界が来るまで働き続け一度倒れて、救急車で運ばれて初めて「このままじゃヤバイ」と気づく人が多いのです…
やりがい搾取の元凶
Kさんの場合、「やりがい搾取」の元凶は「部下をしっかりマネジメント&フォローできていない人が上司である」ことです。
そもそも、デキる上司は、こう言うハズ。
顔色悪いけど大丈夫?
いいから今日は早く帰って寝なさい
中間管理職の仕事は、役員のご機嫌取りではなく、部下のマネジメントです。
部下のマネジメントもできない中間管理職なら、正直不要ですね。
やりがい搾取の解決法
やりがい搾取の解決法は、以下です。
- 労働時間の実態を記録する
- 上司に現状の改善を提案する
- 状況が変わらないなら労働組合に掛け合う
- 残業がない会社へ転職する
身も心もボロボロになり病んでしまうと、完全復活するまでに相当な時間がかかります。
思考停止したまま自分の心身を酷使し、倒れるまで働くなんて、もうやめましょう。
まとめ:やりがい搾取で体を壊してしまう前に逃げる
やりがい搾取でボロボロにされてしまう前に、ブラック企業からは逃げるべきです。
嫌な仕事は辞める=退職は働く人が持っている当然の権利
第六百二十七条 当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
このように、労働者の退職に関する法律は民法第627条で定められており、会社には労働者の退職を拒否する強制力はありません。
なので、「嫌な仕事なら辞める」ということは、全く違法でも問題でもありません。
法律で認められた労働者の権利です。
ただし退職する前の準備は必須!
とはいえ、退職と同時に次の職場が既に決まっていれば良いのですが、そう簡単には次の仕事が決まらないことも少なくありません。
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もう一度言います。
自分の人生、自分で行動しない限り誰も助けてくれません。
自分で動かなければ、何も変わらないんです。
…というわけで、今回はこのへんにします。
最後まで、読んで頂きありがとうございました!
今後もゆる〜く、自分らしく。生きるのに必要な情報をアップデートしていきます。
それでは、また♪
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