こんにちは、ぷよたです。
ブラック企業を退職後、地方移住してゆる〜く暮らしています。
今回の話、私的な感情が多いので、正直記事にしようか悩みました。
しかし、やはり1人でも多くの人に筆者の体験をお伝えしたい、と思い記事にしました。
今回の記事は、ブラック企業を辞めたからこそ一生後悔せずに済んだ筆者の経験を紹介します。
ぷよた(@puyota_japan)
会社を辞めたから、愛犬の最期を看取れた
2年前、筆者の愛犬が天国に旅立ちました。
13才でした。
実家で、1年以上がんの闘病していましたが、全身に転移しており手術は不可能。
年齢的なこともあり、もう手の施し用がない状態でも、愛犬は最期の最期まで諦めず一生懸命生き抜いてくれました。
もともと、愛犬は保護犬でした。
仔犬の時、当時の飼い主から虐待を受けていたらしく、重度の府皮膚病を患い、人間に怯え、処分されそうになっている所を引き取り、我が家にやってきました。
最初は、人に撫でられることも怖がり、かなり臆病だった愛犬も、一緒に暮らしていく中で人間が大好きな犬になりました。
その愛犬が息を引き取る瞬間、筆者も含め家族全員で抱きしめて、撫でてあげる事ができました。
ブラック企業を辞めてなかったら、絶対にできなかった事です。
母からの電話
愛犬が息を引き取る前日、母から電話で「愛犬の具合があまり良くない」と連絡がありました。
なんとなく嫌な予感がしたので、すぐに飛行機のチケットを取り、次の日実家に帰省。大袈裟かな…と思いましたがなんか不安で。
実家に到着すると愛犬は尻尾を振りながら、私の元にフラフラと歩いてきてくれました。
(本当はもう歩ける状態ではなく、辛かっただろうに力を振り絞って立ち上がってきてくれたようです)
正直(あ、案外まだ元気そう!良かった)と思いました
そうして、いつものように愛犬をギュッと抱きしめて、ナデナデ。
いつもと変わらない再会の儀式でした。
愛犬との別れ
そのわずか10分後、愛犬は息を引き取りました。
最期はゆっくりと眠るように、家族全員に看取られながら。
もしかしたら、私が帰ってくるのをずーっと待っていてくれたのかもしれません。
そして、安心したのかもしれません。
筆者を救ってくれた愛犬
愛犬は、筆者が
- ブラック企業でヘトヘトになりながら家に帰った時
- 上司に怒鳴られて泣きながら帰ってきた時
いつも変わらず、黙って励ましてくれました。
犬だから何も喋りませんし、抱きしめたり、頭を撫でたりしません。
ただ、筆者が落ち込んでいるときは何かを感じるのか、ずっと側にくっついて座っていてくれました。
誰も助けてくれない絶望の中、愛犬は何度も私を救ってくれました。
「あの時こうしていれば」と後悔しないために
最期に愛犬と会えたのはたった30分でしたが、会えて本当に良かった。
あの時、グズグズしてすぐに実家に帰っていなかったら•••
まだブラック企業で働いていたら•••
愛犬の最期に立ち会えないまま、一生そのことを後悔していた。
たかが犬くらいで大げさと思うかもしれません。
以前の筆者なら、多分思ってました。
「仕事を休んでまで、わざわざ愛犬に会いに行くなんてバカじゃない?」と
しかしこの出来事があってから、筆者の中で
「何が自分にとって大切な事なのか」
「何のために働いて一生懸命生きているのか」
を真剣に考えるようになりました。
この世には、後悔しても戻らないものが山ほどあります。
愛犬が最期に、人として大事にしなければならない事を教えてくれました。
あなたは自分の大切なペットや、大切な人に何かあったとき、すぐに会いに行くことができますか?
さいごに
今回の記事はいつもと違い、感情を書き綴るだけになってしまい、ごめんなさい。
しかし筆者は、思い切ってブラック企業を辞めて本当に良かったと思います。
ブラック企業を去ったからこそ、自分も、自分の大切な人も大事にできるようになりました。
あなたも、自分の大切な人や大切なものを思い浮かべてください。
そして、どうか今を大切にしてください。
…というわけで、今回はこのへんにします。
最後まで、読んで頂きありがとうございました!
今後もゆる〜く、自分らしく。生きるのに必要な情報をアップデートしていきます。
それでは、また♪
コメント
待っていたのだと思います。
逢いたくて・・・「ありがとう」をしっかりと伝えたくて・・・
ぷよたさんが来てくれるのを信じて 待っていたのだと思います。
心温かい家族と共に暮らし 愛する家族に最期を見守られ
愛犬さんは しあわせの想いでいっぱいであったように感じます。
ずっと昔ですが 私は猫ちゃんと沢山の思い出と想いがあります。
出逢えた喜び そして別れの哀しさ寂しさを体験し
大切さ愛おしさを全身で感じ 心通わせながら一緒に生きていたことに気付き
猫ちゃんへ ありがとうの気持ちが溢れます。
ぷよたさんが 最期に愛犬さんに逢えて本当に良かったです。
大切への純粋で素直な想い。
愛の想い 愛の形を間違えたくないと こちらの記事を読み強く感じております。
「大切」の言葉 考えさせられます。
もも色さん
いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。
忙しい日々の中、「当たり前だと思っていたものが大切なものだった」という
ことに気づかせてくれた愛犬には、本当に感謝してます。
一生忘れることができないワンコです。
もも色さんも猫ちゃんとの出逢いと別れ、喜びと哀しみを経験されているからこそ
人にも優しくできるのだと思います。
いつでも、感謝の気持ちを忘れずに生きたいですね^^