こんにちは、ぷよたです。
ブラック企業を退職し、地方移住しました。
突然ですが、あなたの会社に「働かないおじさん」はいますか?
コンサルティング会社・識学は、従業員数300人以上の企業に勤める20~39歳の男女を対象に「働かないおじさんに関する調査」を実施。
調査では、約50%の企業で「働かないおじさん」がいることが判明しました。
働かないおじさんの特徴といえば
- 朝見かけたっきり行方不明
- たいして仕事をしていないのに若手の2〜3倍の給料もらっている
- パソコンに向かって仕事のフリをしている
- 外出したまま戻ってこない
- 休憩スペースや喫煙ルームで雑談ばかりしている
- 無駄な会議に出て座っているだけ
などが挙げられます。
このような中堅社員を総称して「働かないおじさん」と呼びます。
…そして現在、この働かないおじさん達のリストラが始まっているのです。
さて、あなたは将来「働かないおじさん」にならない!という自信はありますか?
残念ながら、終身雇用が崩壊しはじめている今、特定の会社だけで通用するスキルは役に立ちません
結論:今からスキルを獲得し、自分の市場価値をあげましょう。
近い将来、「働かないおじさん」と揶揄されないために、今からコツコツ準備しておくことをオススメします。
ぷよた(@puyota_japan)
働かないおじさんとは
「働かないおじさん」とは
- 一般的に45歳を超えている会社員
- 一向に働いていないように見える
- 働いていても非効率で生産性が低い
- 成果を出していない割に給料が高い
- その会社の中でしか生きていけない
このような人のことを指します。
具体的には、下記のような社員が「働かないおじさん」と呼ばれがちです
- 朝見かけたっきり行方不明
- たいして仕事をしていないのに若手の2〜3倍の給料もらっている
- パソコンに向かって仕事のフリをしている
- 外出したまま戻ってこない
- 休憩スペースや喫煙ルームで雑談ばかりしている
- 無駄な会議に出て座っているだけ
働かないおじさんも生活があるので、簡単には辞めたりしませんよね
日本の会社は正社員を簡単に解雇する事ができませんし、「働かないおじさん」は居心地は悪くても、会社にしがみつきます
しかし、働かないおじさんがいる事で
- 業務に対しての人手不足感
- 周りの社員の士気が下がる
- 働かない人の分の業務が回ってくる
- 会社の経営圧迫(人件費)
- 1人あたりの業務量の過多
- 不公平感
を感じ、若手社員のモチベーションが下がるのも事実です。
しかも、業務量に対しての部署内の社員の頭数だけは足りているので、企業の動きとしては、人員を補充しにくい&新卒採用の動きが鈍くなるという問題が起こります。
働かないおじさんが原因?新卒採用が縮小&中止
今回のコロナ禍で、新卒採用の縮小や中止が徐々に広がっています。
名だたる大企業が、来年度の新卒採用を見合わせ&中止したニュースに衝撃を受けた人も多いのではないでしょうか?
厚生労働省が集計した「新型コロナウイルス感染症の影響による解雇・雇い止めの人数」は、2021年2月25日時点で累計7万9522人。
倒産や廃業はこの数に入っていないので、実際はこの5倍以上いると言われています…
SNS上でも
このタイミングで、新卒採用中止の連絡きた
人生終わった
内定取り消しになった。
一体どこで働けっていうんだ
という声が挙がっています。
しかしながら新卒採用を行わない原因は、コロナの影響だけとは一概に言えないようです。
そう。企業が新卒採用を渋っている原因の一つとして「働かないおじさん」の存在が挙げられます
働かないおじさんのリストラがついに始まる
しかし一見、安全圏にいるように見える「働かないおじさん」も、ここにきて「人員削減」「早期希望退職」という人員整理の波が押し寄せています。
ここで、企業ごとの例を挙げてみます
味の素
50歳以上の管理職から希望退職者を100人募集すると発表。
NEC (日本電気)
45歳以上の社員から希望退職者を募集。
みずほ証券
50歳以上の社員で早期退職者を募集。
キリンHD
45歳以上の社員で早期退職者を募集。
一般的に、人の能力のピークを45歳とすると、そこから先は生産性が落ちていくので、働きが悪くなるのは当然かも。
大企業が早期退職者を募集する理由が分かりますね
企業側としても、早い段階で人件費の高い中高年社員を削減し、バリバリ働ける若手を投入したいという思惑が見え隠れしています
働かないおじさんの共通点
働かないおじさんの共通点①意味もなく人の仕事に難癖をつける
働かないおじさんの共通点②「なぜ俺に相談せず勝手に決めたんだ!」と怒る
働かないおじさんの共通点③「チャレンジ精神もいいけど、たまには年寄りの話も聞け」という説教が始まる
働かないおじさんにしてみれば
- 働いても働かなくても同じ給料をもらえるなら、働かない方が得
- でも無視されるのは堪えられないから存在感を示したい
ということかもしれません
働かないおじさんの強烈エピソード
下記は20代〜40代のビジネスパーソンにリサーチした働かないおじさんの「強烈エピソード」です。
無駄話ばかりして手が動いていない。
仕事せずスマホゲームばかりしてる
業務時間中にずっとYouTubeを見ている
自分が仕事したくないからと仕事を押し付けてくる
パソコンの画面を数時間見つめたままウトウト居眠り。やる事ないなら帰れば?って言いそうになった
居眠りサボり上司が月60万もらっている。私の給料の3倍。そんなやつにちょくちょく嫌味も言われりゃ、精神も病むよ
自分が必死の思いで仕上げた仕事を、自分の成果のようにドヤ顔する上司。正直、怒りしかない
1on1ミーティングをやってる最中なのに、確実に寝てた笑
朝見かけたっきり社内で行方不明になるおじさん。定時前に現れたかと思えば「お先に〜」ってそそくさと帰る
マジな話、働かないおじさんを解雇すれば新卒3人くらい余裕で雇える
高い給料もらってるくせに何も責任取らないし、若手をフォローするわけでもない
仕事中はネットサーフィン、そしてやたら休憩が多い。テレワーク推奨の中、わざわざ出社してくる
みなさん辛辣な意見ですが、これが本音ですね
働かないおじさん問題は今に始まったことではない
実は「働かないおじさん」問題は、今に始まったことではなく、ここ10年で徐々に問題視されてきた経営課題です。
日本企業の多くは
- 年功序列
- 終身雇用
- 右上がりの人事・給与制度
で成長してきました。
これらが「名ばかり管理職」(実力やスキルがないのにそれなりのポストに就く社員)が生み出されてきた原因と言われています。
「俺も”働かないおじさん”の自覚はあるんだ」
意外かもしれませんが、本人たちは自分のことを「働かないおじさん」であり、仕事に見合わない給与をもらっていることを自覚している事が多いのです。
とある50代のサラリーマンは、このように語っています。
テレワークの通達があっても会社に通勤している。
家で仕事をしたくても妻や娘に煙たがられるし、居場所は会社にしかない。
自分が「働かないおじさん」と自覚し、会社に居づらくても家のローンや学費、家族の生活もあるので現状維持するしかない。
(埼玉県 50代男性)
働かないおじさんを生み出したのは、日本の雇用システム
日本では解雇規制があるので、よほどの事がないと社員を解雇するのは難しいのです。
これが「働かないおじさん」を生み出している原因でもあります
筆者が言いたいのは、働かないおじさんだけが悪いのではなく、企業側、経営者側にも責任がある、ということ。
高度経済成長期、他の企業に人材を取られないために生み出された下記のシステム
- 年功序列制度
- 終身雇用制度
- 右上がりの人事・給与制度
このような制度の弊害として
新たなステージでチャレンジするにはスキルも無く、背負っているものも多く、今一つ踏み切れない。
今のポジションで、頑張って成果を出したとしても、何かが変わるわけでもなく、昇格昇給の評価は無い。
結局頑張っても頑張らなくても大差はなく、給料も変わらないので、モチベーションも下がり、結局「働かないおじさん」になってしまった中高年が多いのです。
まとめ:働かないおじさんにならないために
筆者は、この問題を
- 対岸の火事
- 働かないおじさん「個人」の問題
として、片づけてはいけないと考えます。
誰でも、働かないおじさんになってしまう可能性があるからです。
問題解決には、今後下記のような取り組みが必要と考えます。
- 中高年社員達の戦力化
- 年功序列見直し
- 賃金制度見直し
- 人事評価制度見直し
- キャリアのある中高年を再戦力化
- 市場価値を上げる
- どこでも通用するスキルの獲得
- 転職&キャリアアップ
私たち自身も今行動しないと、市場価値が低い「あぁ、あの働かないおじさんね」と呼ばれてしまうかも…
自分の市場価値を高めるためにすべきこと
まずは現在の自分の市場価値を把握しましょう。
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…というわけで、今回はこのへんにします。
最後まで、読んで頂きありがとうございました!
今後もゆる〜く、自分らしく。生きるのに必要な情報をアップデートしていきます。
それでは、また♪
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