こんにちは、ぷよたです。
ブラック企業を退職後、地方移住してゆる〜く生きています。
突然ですが、あなたは職場でパワハラを受けていませんか?
自分ではまだ気づいてなくても、それ、パワハラかもしれません
今回は、実際に筆者が受けたパワハラエピソード&20〜40代のビジネスパーソンに調査したパワハラエピソードを紹介します。
パワハラの定義は世の中ではいろいろ謳われていますが、筆者は「他人に向けてそれが不快だったり恐怖だったりはパワハラ」と考えられています。
この記事を読む価値
この記事を読むことで
- 実際に起こったパワハラエピソード
- 悪質なパワハラへの効果的な対策
が分かります。
結論:長い人生ストレスを溜め続けて働く必要はありません。
そんな時代はとっくの昔に過ぎました。
あなたが今、パワハラを受けているなら、自分の未来のために退職の準備を進めましょう。
なぜなら、今の時代パワハラする人がトップや上司にいる場合、そんなモラルのない会社に未来はありません
ぷよた(@puyota_japan)
【パワハラ防止法改正!】本当に効き目あるの?
今まで大企業のみに適用されてきたパワハラ防止法が、2020年4月から中小企業も義務化となりました。
パワハラ対策の明確化や相談体制の整備、パワハラがあった場合の適切な対応や再発防止などが、より厳しく求められるようになる、というわけです
しかしながら
「パワハラと指導との線引きが困難」
「適正な処罰・対処の判断に迷う」
などといったパワハラ対策の義務化に戸惑う中小企業の経営者の声が、多く寄せられているそうです。
このことに対してネットでは
指導が困難とかいう時点でやる気ないじゃん
揉み消したりするところが出てきそう
相手がパワハラだと感じた時点でパワハラだから線引きは難しい
いじめやパワハラって犯罪にならないギリギリのところを狙ってするから卑怯
パワハラ防止法? そんなのガン無視でしょ。
ワンマン経営者なんて 「言えるもんなら言ってみろ!」って強気だし
うちの会社はパワハラでしか人を動かせないって言ってるようなものでワロタ
こんなのをわざわざ義務にしなきゃいけないことが情けないよね
カッとして声を荒らげてる時点で、もうそれは指導ではなくパワハラ
「怒らないと社員が働かないから。」
こう考えてる時点でブラックだし、事実そうだとしてもそういう社員しか集まらないって事は、給料が低すぎるとかそれなりの人しか集まらない理由がある
などの声も多数。
確かに、どこまでが指導でどこからがパワハラにあたるのかの線引きは曖昧ですね
例えば、部下に問題点を指摘したり、トラブルの理由を聞いたりするのはOKだとしても、改善点を見つけたり対応策を考えたりしないで、ただ怒るのなら、社員は委縮するのでパワハラと言えますよね。
パワハラ防止法は、勧告や公表などが実施された場合、企業イメージに悪い影響を与えてしまうばかりか、社員にとって安全な環境が用意されていないことを公に公表しているのと同じことになります。
しかし、パワハラ防止法自体には罰金制度はないので、一体どこまで効力があるか未知数…
【パワハラ防止法?何それ】実際に起こった陰湿パワハラエピソード集
それでは、20〜40代のビジネスパーソンに聞いた「実際にあったパワハラエピソード」を伺ってみましょう。
理不尽なことで怒られたり、謝っても無視。
こっちが挨拶しても無視、または嫌な顔される。
さらにはすれ違ったときには舌打ちされる…もう泣きそう
秘書をしてますが、社長が部長や課長たちをいつも「レベルが低い」とか「バカ」とか罵っている。聞いてるこっちも辛い
先輩のミスを当たり前のように自分のせいにされた
などなど。
ちなみに筆者の場合ですが
- 始発で行って終電で帰る事を強制される
- 残業時間を少なく申請するように指示される
- 上司が急に休む。部下は上司のフォローに必死
- 休日もおかまいなしに仕事の電話やメールをしてくる
など。
新社会人で初めて働いたばかりなこともあり、働いていた時はこれが普通なんだと思っていました。
我慢して我慢して…10年働きましたが、結局心を病み本当に立ち上がれなくなる前に気づいて辞めました
正直、やる事やってるのに八つ当たりとかストレスの吐け口になってると感じたら辞めていいです。
「逃げるが勝ち」。戦略的撤退というです。
そもそもパワハラする人って、よっぽど自分の人生に楽しい事がないんだろうなって思います
【パワハラ防止法違反ーー!】その行為パワハラです!
①身体的な攻撃
- 蹴られる、殴られる
- 物を投げつけられる
- 髪を引っ張られる
- 丸めたポスターで頭をたたかれる
- 椅子を蹴られる
などがあります。
直接的に暴力を振るわれていなくても、物理的暴力につながりそうな恐怖を与える行為は、パワハラに該当します。
恫喝や蹴り、胸ぐらを掴まれる事が多々あり「言葉で分からなければ拳で教えてやろうか」と言われた
一方的に何時間も文句を言われて、殴るフリをされた
稟議書クシャクシャにして顔に投げつけられた
②精神的な攻撃
- 大勢の人の前で無能扱いされる
- 根拠のない悪い噂を流される
- 「ハゲ」「ブス」など悪口を言われる
- 無視をされる
- 関係のない社員もCCに含めて叱責のメールを送る
その他、パワハラとみなされる言葉には「バカ」「小学生並」「無能」「のろま」などがあります。
私に見える所でわざと目合わせて笑ったり、入社テストで少し数学ができなかったことをみんなに言いふらしバカ扱いされた
上司(既婚)の告白断ったら、尻軽女とか裏で風俗で働いてるとか陰で言われてた
③人間関係の攻撃
- 一人だけ別室で仕事をさせられる
- 他の同僚の仕事を手伝ったり、手伝ってもらったりできないよう指示される
- 懇親会などに出席できないようにされる
- 資料を一人だけ閲覧させない
このように対人関係を阻害し、孤立させる行為もパワハラに該当します。
一人だけ部署の飲み会に誘われなかった。あとから「私の悪口大会だった」とか聞かされてめっちゃ傷ついた
大事な書類を隠されたりした
④業務内容の攻撃
- 終業間際に大きな仕事をやらされる
- 職種に見合わない草むしりや倉庫整理などの仕事を指示される
- 徹夜しなければ終わらないような難易度の高い仕事を振る
営業職に草むしりを命じたり、事務職に荷物の運搬ばかりをさせたりするといった、もともとの業務内容とかけ離れた要求も、パワハラに該当します
仕事を大量に丸投げしといて、理不尽に怒る
女だからって甘えるなと、重すぎて支えられず倒してしまいそうな作業をやらされ首がムチウチに…
⑤プライバシーの侵害
- 机やかばんを物色される
- 恋人や家族のことをしつこく聞かれる
- 大勢の前で夫や妻の悪口を言う
- 知られたくない秘密を職場にもらす
- 有給休暇をとろうとしたら宿泊先や同伴者を尋ねられる
といった行為もパワハラに該当します。
履歴書の回し読みや、実家と現在の住所をGoogleで調べられ、実家を「ど田舎ww」と上司に笑われた
父親位の年齢の上司が言い寄ってきて、断ったら次の日から完全無視…子供かよ
「お前みたいなのと結婚した嫁は可哀想だな」と言われる
【もしパワハラされたら】パワハラへの効果的な対策
もしもあなたがパワハラの被害を受けたと思ったら、次の対策を講じてください。
パワハラ対策①パワハラの証拠を集める
スマホやICレコーダーによる録音
録音して証拠を残していると思えば、パワハラを受ける苦痛は少し軽減されます。
上司との会話中、あえて上司の名前を呼んでおくと誰の発言・行為であるかが明確になるのでさらに有効です。
パワハラ受けてる人は、録音本当におすすめです
結局、自分の身は自分でしか守れない!
パワハラ対策②負傷した箇所の写真撮影
もはや論外、というか傷害事件ですが身体的な攻撃を受け負傷した場合、必ず負傷箇所を撮影しておいて下さい。
日時や場所、同席(目撃)者、行為などの詳細をメモしておくことを忘れずに!
パワハラ対策③医師の診断書をもらう
医師に対して
- 相手からどのようなことを言われたのか
- どこを何回殴られたのか
など、パワハラを受けた状況を詳細に説明しましょう。
その内容がカルテに記載されますので、パワハラを受けた間接的証拠になります
パワハラ対策④病院への通院記録を残す
肉体的な治療だけではなく、精神疾患などで定期的に通院している場合も、その都度会社での出来事を医師にできる限り詳細に話すようにしましょう。
後にカルテを請求するときに、より強い証拠になります
パワハラ対策⑤スマホのメモ帳に日々の出来事を記録
パワハラされた内容を日記に書く…でも良いのですが、ちょっと面倒くさいですよね。
その場合、スマホのメモ帳であればすぐにメモできますし、メモした日が記録として残ります。
いつメモをした、ということが分かれば、記載内容に一定程度の証拠価値があります
パワハラ対策⑥パワハラを受けた日時、場所、同席(目撃)者、行為の記録をとる
しっかりと時系列で整理しておくとわかりやすい証拠になります。
辛いですが、できる限り具体的に記載するようにしましょう
パワハラ対策⑦メールやLINEでのやりとりを保存
社内メールの場合は
- 印刷
- 私用メールへ転送
- スマホでのPC画面をスクショ
などの方法によって保管しましょう。
牽制のためにチャットも記録取ってることをほのめかしたらら、ビビってチャットの履歴全部消した。スクショ撮ってるから無駄www
【パワハラを受けた!】パワハラへの効果的な対策まとめ
効果的な対策①パワハラ行為を明確に拒否する
厄介なことに、パワハラをしている上司は「部下のためを思って指導している」と信じ、自分がパワハラをしていることを全く自覚していないことがあります。
そういうときは、少々勇気入りますが「それ、パワハラです」と明確に拒否をしましょう。
まともな上司なら、「自分がパワハラをしてしまっていた」と気付いてやめる場合もあります。
同僚も同様の被害を受けている場合は、全員で告げるとより効果的です
さらに、かなり勇気がいりますが、暴言などのパワハラが始まったらあえて録音機を上司の前に置くのも一つの方法です。
上司にパワハラの自覚があればすぐにやめるはずです
効果的な対策②上司や人事部、労働組合に相談
それでもパワハラがなくならない場合、次のステップに移行します。
信頼のおける上司や人事部、労働組合への相談を検討しましょう。
上司に相談するなら、パワハラをしてくる相手を監督する立場にある、できるだけ影響力や行動力のある人物を選ぶことがポイント
なぜなら、自分の所属長に相談すると、内々で処理しようと適切な対応がとられない場合も往々にあるからです。
関係ないことで怒鳴られてムカついて…今までの色々もあって限界きて人事に言ってやった。
そしたら(それが原因かわからないけど)その人飛んだ。
社内のハラスメント対策班に訴えたら 、ハラスメント会議にかけられることになり、 相手は激昂しながら即日退職していった
効果的な対策③労働局に訴える
外部機関に訴える場合、まずは労働局の「総合労働相談コーナー」を活用しましょう。
「総合労働相談コーナー」は、解雇や賃金の引き下げ、パワハラ、セクハラといった労働問題を解決するため、厚生労働省が設置した相談窓口です
専門の相談員が面談や電話で対応してくれます。
予約は不要で、利用料金もかかりません。
労働局はパワハラの実態調査をしたうえで、会社に働きかけたり、必要な専門機関を紹介したりしてくれます。
効果的な対策④退職する
筆者の場合、結局この選択肢を選びました。
パワハラする人が上司の会社に未来はないし、このまま長い人生ストレス溜め続けて働く必要もありません。
ただ、パワハラで辞める事を決断しても、自己都合退職ではなく会社都合退職にした方がいいです。
会社都合退職だと失業保険すぐ出るし、貰える期間も長い。
会社の方で自己都合退職で処理したとしても、ハローワークでパワハラによる退職だと訴えれば会社都合退職にしてもらえる可能性もあります
自分から会社に”見切り”をつける大切さ
筆者自身も11年間ブラック企業で働いていましたが、「いつか転職してこんな会社辞めてやる!」と思っていました。
しかし、現実は毎日疲れすぎて、転職活動をするパワーなんて残って無くて
「困っているのに、誰も助けてくれない」
「今の会社辞めても、私なんか雇ってくれる会社なんてない」
と、半ば諦めていました。
しかし、今になって思います。
自分で「辞める」と見切りをつけることって大切です。
自分の人生、自分で行動しない限り誰も助けてくれない。
自分で動かなければ、何も変わらないことを筆者は声を大にして言います。
嫌な仕事は辞める=退職は働く人が持っている当然の権利
第六百二十七条 当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
このように、労働者の退職に関する法律は民法第627条で定められており、会社には労働者の退職を拒否する強制力はありません。
なので、「嫌な仕事なら辞める」ということは、全く違法でも問題でもありません。
法律で認められた労働者の権利です。
ただし退職する前の準備は必須!
とはいえ、退職と同時に次の職場が既に決まっていれば良いのですが、そう簡単には次の仕事が決まらないことも少なくありません。
そこで、退職後にスムーズに転職活動ができるよう転職エージェントに登録だけはしておきましょう。
登録や利用に料金は一切かかりません。
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下記、筆者がお世話になった転職エージェントと転職サイトをまとめました。
マイナビエージェントは業界に精通したアドバイザーがおり、転職に関するアドバイスを行ってくれます。
約90%が非公開求人と言われるほど、多くの求人を囲っています。最大級の転職サイトで、案件が豊富。
「転職サイト」と「転職エージェント」両方の要素を備えているため、求人検索から選考対策、年収交渉まで、一気通貫した転職サポートを実現できます。
もう一度言います。
自分の人生、自分で行動しない限り誰も助けてくれません。
自分で動かなければ、何も変わらないんです。
まとめ:長い人生ストレス溜めて働く必要はない。そんな時代は終わった
一生懸命働いて真面目に頑張っているあなたは、パワハラの被害者になるべき人ではありません。
今回の記事で、少しでもあなたの役に立てることを願っています。
…というわけで、今回はこのへんにします。
最後まで、読んで頂きありがとうございました!
今後もゆる〜く、自分らしく。生きるのに必要な情報をアップデートしていきます。
それでは、また♪
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